HR800試験〜黒龍ミラボレアスをソロで
気がつけばハンターランク799。
はっきり言って、あっという間です…;
ちょうどこの頃は「たっぷりデー」があったり、狩人祭で何かに取り憑かれたようにクエストへ行ったりしたものですから、
ものすごい勢いでハンターランクが上がっていったのでした;
さらに、HR(ハンターランク)799のまま暫く放置をしていたものですから、双剣のSR(スキルランク)だけがガンガン上がっていき、SR750。おいおい、追いついちゃうよ。
しかもスキルランクの方は大した試験がないから、追い抜いちゃうよ!
――――ってな事で、そろそろいい加減にHR800の試験を受けることにしました。
HR800は、シュレイド上における黒龍「ミラボレアス」を一人で倒す事。
…これはちょっと、厳しい闘いになる気がします…。
今までのモンスターとは、やはり格が違うように思います…。
ん〜〜〜〜…まあ、ウジウジ考えていても何も起きませんし、取り敢えず行くだけ行ってみますか!
武器は勿論、双剣で…!
そうすると、恐らくミラボレアスの足や腹を狙って行くことになるかと思います。
足や腹には、龍属性が良く効くということで――――
こちらの「大蛇ノ双剣」Lv.98を装備していくことにしました。
龍属性の値は、ナナ=テスカトルなどでも使った「超絶一門」の方が断然高いのですが、
ミラボレアスはとても固いイメージがあるため、切れ味ゲージが優秀なこちらを選びました。
暗雲立ちこめる中、どこかから翼の羽ばたく音が聞こえます――――!
きたっっっ!
本当真っ黒です。その姿はまさしく西洋の「ドラゴン」!!
ドラッグオンドラグーンの世界でございます!黒い龍だから、ラグナか!いや、ラグナは本当は――――おっと、ここからさきはゲームのネタバレになるから控えましょう。
以前、ミラボレアスに、パーティを組んで行ったときに参ったのは、尻尾でバチーーン!とひっぱたかれたり、尻尾をズリズリズリ〜と引きずるのに巻き込まれたりすることでした。
そこで、まずは尻尾を警戒し、後ろ足の内側に入って攻撃してみることに。
どうだ!!どうだ!!!
多分ミラボレアスは男!きっとここスッゴイ痛がるんじゃないですかっ!?ねえ?
実際攻撃を仕掛けると、結構な頻度でミラボレアスは怯んでくれます。
こりゃあいい!! ミラボレアスが向きを変える度、連撃の合間に回避行動で位置を調整します。
すると…
ドスン
――――突然ミラボレアスがこちらに倒れかかってきました。
ミラボレアスのおっぱ…じゃない、胸部に思いっきり潰されてしまいました;
くそっ!そんな固そうなムネを押しつけられても、嬉しくも何ともないんだよ!!(怒)と、起き上がったところに…
ドスン
く…くそう…;
起き上がりにまた… あ、あのっ!!ムネが当たってるんですけどっ!!
ミラボレアス「当ててんのよ」
3回連続でムネを押し当てられ、ついに力つきてしまいました――――
だ、だめだ…一発このムネ攻撃を喰らうと、かなり危険だ…;
ミラボレアスの正面には一切立たないようにして、後ろ足の外側に回ります。
尻尾によるダメージが怖いですが、こんな根元なら、大丈夫…かな?!
ちょっとでも尻尾の方に攻撃が行くと、弾かれてしまいます。そんなに尻尾は固いのか…。
ならば、弾かれ無効の効果がある「刃打ち」を連撃に織り交ぜて行こう…!
心配していた尻尾振り振りやずりずりのダメージはなく………
しかも、怯みまくるミラボレアス。こちらを殆ど向かずに、「あいたた…」「あいたた…」と何度も、前につんのめっています。
おお…これ、このままいけるかも!?
不意に、連撃を振り切って飛び立つミラボレアス。
どうやら、城の南側へ移動するようです。
――――そう言えば、パーティで闘った時も、南側に移動したっけな…。
一定のダメージを与えたのか、それとも時間が経ったからなのか…ダメージを与えたからだと思いたいですが、油断は禁物。
ミラボレアスの影を追いかけます…!
そして、城の南側に移動し、徐々に高度を下げてくるミラボレアス。今だ!
喰らえ!さっき力つきた時に、支給品ボックスからもらってきた打ち上げタル爆弾!!
怯みまくるミラボレアス。
このままいっけええええ!!
怯ませ続けないと危険なので、必死に刃打ちを盛り込んだ連撃をしているのですが、段々指が…指がやばいことに;
そして…
一瞬のことでした。
連撃が一瞬、止まってしまったのです。
その瞬間、ミラボレアスがちょうどこちらを向いて、
「ペチーン」とビンタ!
う…嘘でしょ…。
そんなに防御力低いわけでもないのに…。
この後、三度後ろ足を攻撃しようとしますが、ふと油断した隙に、ブレスを吐かれて…………
うおおお…。
一発でした…。
これにて、クエスト失敗…。
怯ませまくれば、何とかなりそうですが…それがうまく言ったとしても、50分以内に倒せるかどうか…。
これはなかなか手強そうです…!