ピカードのMHF日記

ピカードのMHF日記

ピカードによる、MHF(モンスターハンターフロンティアオンライン)の日記

山田「小鳥遊さん小鳥遊さん、モンハンしましょう!」



今日の記事は、「WORKING!!×MHF」です。
原作では、それぞれのスタッフの関係がかなり進んでいるようですが…(まさか本当にあの人とあの人がつきあうことになるとは)。
今回はそれよりちょっと前の時間が舞台です。


スタッフの皆さんが仕事をしないのと同じように、劇中ハンターライフもしてません。







【現実逃避】



北海道にあるとあるファミレス「ワグナリア」。



山田「小鳥遊さん小鳥遊さん」


小鳥遊「なんだ山田。遊んでないで仕事しろ」


山田「ふふ〜ん。そんなこと言っていいんですか?
   今日の山田は昨日までとは違うんですよ〜」


小鳥遊「はいはい。もう皿割るなよ」


山田「むう〜〜!小鳥遊さん全然わかってない!
   今日から山田もG級ハンターになったんですよ!」


小鳥遊「……………………………………」




小鳥遊宗太の、皿を磨く手が止まる。



小鳥遊「………なんだと?」


山田「えへへ〜。だから、山田はついにG級…」


小鳥遊「う、うそだ…俺ですらまだ覇種に手こずっているというのに…」


山田「毎晩屋根裏で、こっそりレストランの無線LANを使って狩りをし続けた甲斐がありました!
   だから小鳥遊さん、今度一緒にモンハンしましょう!」


ぽぷら「かたなしくん、私フロアに戻るから休んでいい…よ…って、あれどうしたの?随分落ち込んでる!」


小鳥遊「うう…先輩…」


小鳥遊はおもむろに種島ぽぷらの頭に手を触れる。




ナデナデ…ナデナデ…




小鳥遊「うふふふふふ…やっぱり先輩はちっちゃくて可愛いなあ…」


ぽぷら「ちっ、ちっちゃくないよ!そして何か現実逃避してる!?」







【未知の世界】


ぽぷら「かたなしくんどうしちゃったんだろ、葵ちゃん?」


山田「ふっふっふ。山田の凄まじいハンターランクを聞いて、自信を無くしてしまったようですね」


ぽぷら「ハンターランク?葵ちゃん、モンハンやってるの?」


山田「はい!フロンティアです!そして山田は今日からG級です!」


ぽぷら「へぇ〜、凄いね〜!
    私も先月ようやくG級に上がったんだけど、結構大変だよね」


山田「あ、はい…山田はまだ上がりなのでなんとも…」


ぽぷら「ミドの石ころハメしようとしたら右足に張り付いてるふんたーがうんたらかんたら…ヒュジピタゴラをヘビロテしまくってたら段々感覚鈍ってきて…それとディス欲しかったんだけど10個とか作るの結構面倒で…だけど三界ほしいじゃない?…アノルの尻尾が届かなくてうんたらかんたら」


山田「(…どうしよう…全然意味がわからない)」







【お前に言われるとむかつく】


厨房のカウンターから身を乗り出して、金髪の男が話しかけてきた。キッチン担当の佐藤潤だ。


佐藤「なんだ、お前らもモンハンやってるのか」


ぽぷら「え!さとーさんもやってるの?」


佐藤「おう」


小鳥遊「佐藤さんは、ハンターランクどうなってるんですか?」


佐藤「先週300になったばかりだ。今剛種とよく戦ってる」


山田「うふふ…佐藤さんも山田より格下なんですね!このG級ハンター山田にひれ伏すが…
   …なんでフライパン掲げてるんですか佐藤さん!!」


佐藤「………」


山田「そういうのは相馬さんにだけしててください〜っ!」







【風の噂です】


いつの間にか会話の輪に入ってきていた男が話しかけてきた。キッチン担当の相馬博臣だ。

相馬「轟さんもやってるらしいよ、モンハン」


佐藤「………」


小鳥遊「へえ、そうなんですか。(佐藤さんの動きが止まった)」


山田「機械苦手なはずなのに…誰かに教えてもらいながらやってるんでしょうかね」


佐藤「」ピクッ


小鳥遊「(ああ、山田よけいな事を…チーフとの事気づいてるはずなのに…)」


ぽぷら「意外とみんなやってるもんなんだね〜」


相馬「良かったじゃない佐藤くん。轟さんとフレンド登録しあっちゃいなよ」


佐藤「………」


相馬「そうすれば、誰に手取り足取り教えてもらってるかわかるかも…って…。
   フライパンはやめてってば!!恐いから!!」








【まちがいない】



帯刀した女性が歩いてくる。フロアチーフの轟八千代だ。


轟「みんな、何の話をしているの?」カチャカチャ

小鳥遊「チーフは太刀使いでしょう?」


佐藤「…太刀使いだな」


轟「え?え?何の話?」カチャカチャ


ぽぷら「??」


相馬「いや、ところがそうじゃないんだ。轟さんは大剣メインなんだよ」


小鳥遊「へえ…意外ですね…」


佐藤「………」


相馬「あれ?佐藤くん急に固まっちゃってどうしたの?
   もしかして自分も大剣の秘伝書持ってるから?


   おそろいなのが嬉し…。
   …ってだから!フライパンは痛いんだよ!」








【どこでも同じ】


轟「ああ、モンハンね。やってるわよ。杏子さんに勧められて…」


小鳥遊「ええ?じゃあ店長もモンハンやってるんですか?」


相馬「店長はね…ヘヴィボウガンが大好きなんだよ」


佐藤「…だから、何でお前はそういろんな情報に精通してるんだ」


轟「杏子さんのお側にいられるなら、たとえお店だろうと、モンハンの世界だろうと…!」


オーイ ヤチヨー パフェー


轟「はぁ〜〜い!杏子さん、ただいまぁ〜!」カッチャカッチャカッチャカッチャ


佐藤「………」


相馬「モンハンの世界だろうと、つけいる隙はなさそうだね…」


ゲシッゲシッ!


相馬「ああっ!蹴らないでよ佐藤くん!
   剥ぎ取りの時にそれやったら晒されるレベルだよ!?」







【仮想でも現実でも同じです】

種島「しかし凄いね〜…ワグナリアの面々、殆どがモンハンやってるなんて」


山田「山田もびっくりです」


相馬「ちなみに松本さんもやってるよ。
   なんか全てテンプレ装備じゃないと気が済まないみたい…。
   普通じゃないと落ち着かないみたいで」


小鳥遊「あとは…」


その時、小鳥遊は気づいた。
誰か物陰から体を半分だけ出してこちらを伺っている。


小鳥遊「あのヘアピンは…伊波さん?」


伊波「………」プルプルプル


相馬「やばっ…ちょっと離れてるね」


佐藤「俺もオーダーが入ったような気がする」


小鳥遊「ええ!?ちょっと2人とも逃げないでくださ…」


佐藤「お前のことは大分殴らなくなってきたからいいじゃねえか。じゃあな」


小鳥遊「そっそうですけど…!」


ぽぷら「伊波ちゃ〜ん。…伊波ちゃんも、もしかしてモンハンやってるの?」


伊波「は…はい…でも…」


ぽぷら「でも?」


伊波「リオレイアとノノ・オルガノンにしか行けなくって…」


小鳥遊「(あ〜…『雌』ってわかってないとダメなのか…)」


山田「(…こんなところにまで男性恐怖症が…)」








【仮想でも現実でも同じです・ある意味で】


小鳥遊「で、でも伊波さん。伊波さんは男性を殴っちゃうんですよね?」


伊波「…うん…」


山田「だったら、そのノリで雄のモンスターなんかドカーンとやっつけられるんじゃないですか?」


伊波「…う、うん…それがね…殴っちゃうの」


ぽぷら「殴っちゃう!?
    それって…武器で攻撃するんじゃなくて、モンスターを殴りつけるってこと?」


伊波「ううん…そうじゃなくてね…。
   現実の私が、モニターを思いっきり殴りつけちゃうの…」


小鳥遊・山田・ぽぷら「(うわ〜〜〜〜〜〜…)」


伊波「何度か挑戦してるんだけど…もう液晶モニタ4台も壊しちゃってるの…!」ブワッ







【チャンス】


〜〜 厨房 〜〜


ぽぷら「ハンバーグ定食入りました〜」


佐藤「へーい」


相馬「佐藤くん佐藤くん。轟さん休憩に入ったみたいだよ」


佐藤「それで」ジャーーッ


相馬「行ってきなよ。それでさっきの話の続きで、フレンド登録しあっちゃいなよ」


佐藤「うるせえ。お前もオーダー入ったんだろうが。早くつくれ」ジャーーッ


相馬「もう、折角人が親切に…」


佐藤「……………」ジャッジャッッジャーー


相馬「………」トントントントン…


佐藤「………」カシャッカシャ…


相馬「………」トントントン…


佐藤「………」


相馬「……………………………………*IB54*1」


佐藤「!?」


相馬「轟さんのハンターID。
   これでいつもメゼポルタ広場でストーキングできる…グベッッ!」


佐藤「だからお前はどこからそう言う情報を仕入れてくるんだよ」


相馬「ボウルも金属だから痛いんだよ佐藤くん…!」


佐藤「スタンするかと思ってな。コッチの方が良かったか」


相馬「だめ!包丁はスタンするどころか切断の部位破壊だよ!」








【やっぱりヘタれる】


〜〜 翌日、休憩室 〜〜


佐藤「…フゥーーーー…」

佐藤は煙草の煙を吐き出した。


佐藤「(昨日は確かに意外だったな…ワグナリアスタッフの殆どがハンターだったとは…)」


休憩室に、轟が入ってくる。


轟「休憩はいりま…あら、佐藤くん」


佐藤「…………おう」


轟「…(う〜〜ん、どうしよう…佐藤くん、なんだかいつも私と一緒の時ぶっきらぼうな気がするのよね…)」


佐藤「………」


轟「…………」


佐藤「……………………………………なあ」


轟「っ!?えっ?」


佐藤「……………ハン…」


轟「…………(『…ハン』?なにかしら。ハン…あ、そうか)
  チャーハン?がどうしたの?」


佐藤「あ…いや…その……。
   ……………………………………フレ…」


轟「??」


佐藤「………ンド…」


轟「????(ブレ…ンド…?
  ブレンド?コーヒーのことかしら…)





  …コーヒー飲みたいの?入れましょうか?」



佐藤「……………………………………………………。







   ……………………………ああ、頼む」



轟「……は〜い…(何かしら、何か腑に落ちないわ)」










【たまには役に立つ】


ガパッ。




その時、天井に付いている小さな扉が開いた。



山田「山田、参上です!
   話は聞かせてもらいました!」


山田は華麗に床へ着地する。



轟「?葵ちゃん?」


山田「チーフ、モンハンやってるんですよね?!
   私とフレンド登録しあいませんか?」


轟「え、ええ別にいいわよ?」


山田「そうだ!佐藤さんも一緒にどうですか!3人でフレンド登録しあいましょう!」


佐藤「………お、おう…」


山田「じゃあ、チーフのハンターネームと、わかればハンターIDも教えてください!
   (ふふふ…山田、佐藤さんの恋のキューピッドとして大活躍なのです。
    これでもう山田のことを虐めたりせずに、甘やかしてくれるに決まってます…!)」




こうして、佐藤さんは、山田の意外な気の利かせで、轟さんとフレンドになれましたとさ。めでたしめでたし。



















轟「ええっと…私のハンターネームは『杏子さんLOVE』で…」


佐藤「………」ズーーーーン


山田「(ああっ!佐藤さんが落ち込んでいます…!
    メゼポルタ広場でチーフの名前を見るたびこうなるのかな…)」
















* おまけ *



〜〜〜  とある別の支店  〜〜〜




東田「じゃあ宮越さん、クエスト貼ってください」


宮越「おう!弁当付けるから待ってろ!
   え〜と、これと、これで…」




ボォォエエーーーーーーー




東田「ぐふほぉぉぉっ!?」


宮越「!?どうした東田!?急に吐いて!?」


東田「……これ、どういう弁当…ぐぼぉあ…」


宮越「……………………………………」


東田「……………………………………」


宮越「……………………………東」
東田「バレンティヌス様ぁぁぁああ!?」



宮越「畜生!モンハンの中でも料理ダメなのかよ私は!!」






おしまい。














本当は、


山田「ああ、相馬さん、きっとソロだけでやっているんですね…。
   かわいそうまさん…山田が一緒にクエスト行ってあげます」


とか、


小鳥遊「山田…っ!お前これ、とんでもない地雷装備じゃないか…!」


とか、


小鳥遊「ああ〜〜〜先輩は、メゼポルタ広場でもちっちゃくてかわいいなぁ〜〜!」
ぽぷら「ちっ!ちっちゃくないよ!というかハンターの身長どれも変わらないでしょ!?」


とか、


山田「行けっ!マイホルク、デイジーっ!!」


とか、やりたかったけど展開が思いつかなかった。




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