ピカードのMHF日記

ピカードのMHF日記

ピカードによる、MHF(モンスターハンターフロンティアオンライン)の日記

金縛り

高校の頃、自分は母親と二人暮らしだった。

 

 

母親が、郊外の二階建て一軒家を借りていた。

自分は二階に部屋があった。

 

 

いろんな事があった家だった。

 

 

 

自分は、パイプベッドで普段寝ていた。

寝る場所の高さが1mくらい。小さなはしごミタイナので登って、横になる。

なんというか、下にものが沢山おけるものだ。

 

 

自分は寝起きがイイ方なので、寝坊というのは殆どしたことがない。因みにおねしょもしたことがないらしい。まあそれは蛇足だ。

 

 

しかしある朝、いつもと違う感じだった。

 

 

「◯◯、起きなさい。」

 

 

階下から母親の声が聞こえる。

完全に目が覚めているが、目があかないんだ。

眠い訳じゃないんだ。完全に脳は覚醒している。でも何故か指一本動かない。脚も、目も、何も動かない。

でも完全に起きている。

ごく普通に起きていて、瞼を閉じているような感じ。但し、一切動けないんだ。

 

 

「起きなさーーい!!

 あれ?どうしたかや。」

 

母親が異変に気づき始めた。

階段を上がってくる音がハッキリ聞こえるが、全く動けない。

 

 

「おい!!おきろ!!おら!!!!」

 

自分の肩をつかみ、滅茶苦茶に揺さぶる。

「いや起きてるけど。」と、返事をしたいのだが、クチも動かない。

滅茶苦茶に揺さぶられて痛い位なのに、体が動かない。

 

 

「おい!!!!いい加減にしろ!!目を覚ませ!」

母親は、僕が熟睡していると思い込んでいるらしく、頭を掴んで揺さぶり始めた。

いや動かないんだって!!!

とすこしイライラした時、バチン!!という感じで一気にからだが動いた。僕はパッと身を起こした。

 

 

驚く母親。

「な、なにやってんだよ。早く起きろよ。ったく…!」

寝ぼけていると思ったらしく、さっさと1階に降りて朝の支度の続きを始めた。

 

 

そこからは普通に動けた。

多分あれが金縛りだったのかなあ。